2021-05-27 第204回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
○井上国務大臣 地球温暖化など地球環境変動の解明には、南極地域観測の継続的な実施が必要不可欠であると認識しています。 コロナ禍の制約の中でも、今期の南極地域観測隊は、越冬隊の交代や物資の輸送を着実に実施するとともに、一定の観測研究の成果を上げております。
○井上国務大臣 地球温暖化など地球環境変動の解明には、南極地域観測の継続的な実施が必要不可欠であると認識しています。 コロナ禍の制約の中でも、今期の南極地域観測隊は、越冬隊の交代や物資の輸送を着実に実施するとともに、一定の観測研究の成果を上げております。
我が国は、これまで、大気、海洋、雪氷などの各分野における地球の諸現象に関する研究、観測を長期にわたり継続的に実施し、オゾンホールの発見、過去七十二万年間の地球規模の気候、環境変動の解明につながるアイスコアの採取など、人類にとって重要かつ様々な成果を上げております。
ドイツやイギリスではエネルギー部門が環境変動対策のところに統合していると、そうではないと、なかなか実効的な対策ができないということでした。 気候変動担当といえば、小泉大臣が拝命をされていることだと思います。
もう環境変動の影響、我々が思っている以上に進んでいるのは間違いないわけでありますから、そのスピード感にどこまで付いていけるかということが極めて重要なんだと思います。
環境変動により、自然災害も激甚化の一途です。テロ、ミサイル、感染症、大規模災害、サイバー攻撃がいつ同時多発的に起きるかもしれない時代です。 IAEMでは、複合災害における縦割りの弊害を克服するために、ICS、インシデントコマンドシステムで統一化をし、要するに危機管理に関する言語を共通化しています。どの省庁であっても、どの上下関係であっても、民間であっても、地方であっても一瞬で通じます。
サケの回帰率の向上のためには、海水温等の環境変動に強い健康な稚魚を育てていくということと、河川ごとに最適な時期またサイズ等で放流する取組が必要だというふうに考えております。国も含め、ふ化放流に関係する機関が一体となってこれらの取組を積極的に進めてまいりたいと考えております。
また、先ほども御答弁いたしましたが、環境変動に強い健康な稚魚をつくる取組や、河川ごとの最適な放流時期、サイズを定めた増殖戦略、こういったものをつくっていく取組を進めまして、安定的な種卵の確保が可能となるとともに、サケの回帰率向上に取り組んでまいりたいと思っております。
やはり、環境変動に耐えられる、水産品だけじゃありません、これは畑や稲なんかもみんなそうですけれども、新しい種苗の開発に国は取り組んでいきたいと思います。 それから、経営安定につきましては、先生も御存じのように、共済がございます。
ですから、御要望をしっかり聞きたいと思いますが、いろいろな、私も本とか読みまして、スルメイカみたいな、浮き魚資源というんですか、これは、レジームシフト、海洋環境変動というものが数十年単位で起こって、これは回転するものだというような話もありますが、その間も食べていかなきゃいけませんので、どんな漁法があるのか、それから、もし漁獲する魚種を転換するということがあれば、そういうことも含めて、漁業者の方々としっかり
マイワシやサンマにつきましては、数十年周期の地球規模の海洋環境変動、いわゆるレジームシフトと言っておりますが、これに合わせて大きく資源量が変動することが知られております。 マイワシにつきましては、寒冷レジームにおいて資源が増大するということが学術論文でも発表されておりまして、マイワシが豊漁の時期にはサンマが不漁となる傾向があると言われております。
御指摘をいただきましたスルメイカでありますけれども、このような魚種の代表例でございまして、研究機関によりますと、近年の資源の減少傾向は産卵場の水温変化等の環境変動の影響が大きいとされております。 一方で、資源が減少傾向にありますときには、無秩序な漁獲を行いますと、減少に一層の拍車がかかりまして回復に時間がかかるために、一定以上の資源をとり残すことは、資源管理上、最低限必要であると考えております。
基づきまして、来年度の予算案におきまして、我が国の海洋状況把握、いわゆるMDA、こちらの能力強化に向けました船舶、フロートなどによる統合的な海洋観測や、海洋ごみへの対応に資する調査研究手法の開発などの地球環境の状況把握と変動予測のための研究開発や、海域で発生する地震及び火山活動に関する研究開発、さらには、北極域に関する国際共同研究や北極域研究船の建造に向けた検討など北極域研究の戦略的推進や、地球環境変動
沿岸漁業は、天候によって、環境変動によって、資源量という面でも生産活動を安定的に続けることが困難になるときがあります。それで、魚価が下がるとなりわいを継続することも難しくなります。だから、多くの沿岸漁業者は自主的に資源管理をやるわけです。優先順位がなくなって、適切、有効ということでそれが基準になると、資金力のある者、ブリだとかマグロだとか、こういう小割り式養殖業者が有利になるんじゃありませんか。
御指摘のスルメイカの現在の減少の主要因は産卵場の水温変化等の環境変動にあると認識をいたしておりますが、一方で、資源が減少傾向にあるときに無秩序な漁獲を行えば、減少に一層の拍車が掛かり、回復に時間が掛かることと思います。
こういった極域における地球温暖化などの環境変動あるいはその影響、これをしっかりと定量的に把握することが重要であるというように認識をしております。引き続き、大型大気レーダー、先ほど紹介をさせていただいたPANSYによる全球の大気変動に関する総合的な観測、また氷床の深層掘削、ずっと深いところまで掘っていって南極大陸の内陸域で観測を行う、こういったことを国際連携の下、着実に推進してまいりたいと思います。
今日、科学の振興や科学活動による国際協調のみならず、地球規模での環境変動の解明に向けて、その意義はますます高まっていると認識をいたしております。
これは、大自然を相手にしているわけですから、地球的規模での環境変動等の影響を受ければ、日本近海での資源量だけを算定していてもその魚全体の資源量にはなかなかどんな影響が出るのかというところまで推測しづらいというものもあります。
環境変動の取組では日本は劣等生、やる気がないと思われているのではないか、高い目標を出すべき、日本は目標のない国と思われていく、ゴール設定が必要だと、こういう厳しい御指摘もございました。
まず、環境変動の関係でございます。 近年の環境変動に伴いまして、水産資源の量や来遊状況の変化が既に見られているところでございます。
こうした有人観測の意義や各国の状況も踏まえつつ、今後とも南極観測事業を安定的に継続し、地球温暖化など地球環境変動の解明に貢献をしてまいります。
主な成果としては、生物への影響を及ぼすオゾンホールの発見、約七十二万年前の地球規模の気候環境変動の解明につながる三千三十五メーターを超える氷床深層コアの採取、太陽系形成期の過程の解明につながる一万七千を超える南極隕石の大量発見等となっております。 我が国の南極地域観測の成果は、地球環境変動の解明や地球惑星科学の発展等に大きく貢献をしており、国際的にも高く評価をされております。
基本的には三つほどございまして、一つは、環境変動下における資源量の把握や予測、もう一つが、有害プランクトン大発生の要因となります海洋環境条件等のモニタリング情報を漁業者等に提供するシステムの構築、三つ目は、高水温耐性を持ったノリの品種開発に向けた研究の推進といったようなことで、これらにつきまして現在取り組んでいるところでございます。
それで、こんな遺跡が見付かって、そういう意味では極めて面白いんですが、ここで何を言いたいかというと、この地域の環境変動というのは非常に大きい、特に水に関して非常に大きいということです。これはアラル海に流れ込むシルダリヤという流路沿いの遺跡の跡、何というんでしょうか、時期的にどの時期にどっちにあるというのを示しているんですが、実は大きく河川が振れています。
まず、先ほど来お話あります次世代エネルギーの開発、これは環境変動問題であるとか安全保障の問題というところで大変重要と考えてございまして、特に気候変動問題への対応につきまして、二〇五〇年ころを射程とした長期目標、これを達成するために革新的なエネルギー技術開発によりまして次世代エネルギーの導入を進めていく必要があると、先生の御指摘のとおりでございますけれども、このような観点から、我々、本年の三月五日にクールアース・エネルギー